
\隠蔽配管を詳しくご紹介!/
・隠蔽配管(いんぺいはいかん)とは、エアコンの冷媒配管・ドレン配管・電源ケーブルなどを、壁の中や天井裏、床下などの建物の構造内部に通す配管方式です。外壁側・室外側に配管やホースが露出しないため、見た目が非常にスッキリし、インテリア性の高い仕上がりになることから、主に以下のようなケースで採用されています。
・新築住宅(注文住宅・デザイナーズ住宅など)
・リフォーム済みのマンションや戸建て
・高級賃貸住宅、分譲マンション
・店舗やオフィスの空調設計
ハウスメーカーや工務店で新築を建てられた際に建物の外観やインテリア性が高い為、多くの住宅で採用されています。

・そもそも、うちのエアコンは隠蔽配管なの︖」と思われた方は、エアコンの室外機から出ている配管をチェックしてみて下さい。壁に室内機がついているタイプのエアコンで、外壁に室内機の位置に向かって伸びている配管がない場合は、隠蔽配管だと考えられます。
・天井についているエアコンや、複数の室内機を1台の室外機につないで運転するマルチエアコンを採用している場合も、隠蔽配管の可能性が高くなります。
|メリット
室内空間がすっきり、美観を損ねない
エアコンから室外機へとつながる配管が露出しないため、見た目が非常に整います。リビングや寝室など、人目に触れる部屋で生活感を抑えたい方には理想的な施工方法です。とくに最近では、壁紙や建材のデザイン性にこだわる住宅が増えており、隠蔽配管が選ばれるケースも多くなっています。
配管が保護されることで劣化しにくい
壁内や天井内に配管が通ることで、紫外線や外気にさらされない分、配管の表面劣化(ひび割れ、断熱材の劣化など)が遅くなる場合があります。そのため、配管が長持ちする可能性があるという意見もあります。
掃除がしやすく、空間に調和する
露出配管がない分、掃除の際にホコリがたまりにくく、お部屋も広く感じられるという利点もあります。インテリアにこだわる方や、吹き抜け・間接照明付きの部屋などでも空間デザインを邪魔しないため、採用されることが多いです。
|デメリット
専門的な技術が必要で、施工難易度が高い
配管が見えない場所に通っているため、正確な施工ルートの把握や設計が重要になります。わずかな角度のズレや勾配ミスでも、冷媒漏れやドレン水の逆流といった重大なトラブルにつながることがあるため、十分な知識と経験を持つ専門業者による施工が不可欠です。
配管が見えないため、トラブルに気づきにくい
壁の中で冷媒ガスが漏れていたり、ドレン配管が詰まっていても、目に見えないため異常に気づくのが遅れることがあります。その結果、「冷えが悪くなった」「天井から水が垂れてきた」といった深刻な症状が出て初めて問題が発覚するケースも少なくありません。
エアコン交換時に配管の再利用ができない場合がある
古い隠蔽配管がそのまま使えれば理想的ですが、新しいエアコンと接続できない(口径が合わない・配管劣化がひどい)などの理由で、既存の配管を再利用できず、交換工事が必要になることがあります。この場合、壁や天井を部分的に開口して新しい配管を通すため、施工コストが高くなる傾向があります。
ハウスメーカーや工務店に依頼すると、なぜ隠蔽配管工事が高くなるのか?
以前より、新築住宅で隠蔽配管(いんぺいはいかん)が標準採用されるケースが多く、とくに大手ハウスメーカーや設計重視の工務店では、「室内に配管を露出させず、空間デザインを美しく保つ」という理由で、隠蔽配管が積極的に使われています。
ところが、新築から10年~15年経ち、エアコンの入れ替えや配管劣化が必要になった際、「以前と同じように施工できない」「想定以上の費用がかかる」といったお悩みが多く寄せられています。
ハウスメーカー・工務店経由の工事が高くなる理由とは?
❶ 中間マージンが多段階に発生する
ハウスメーカーや工務店を通すと、そこから提携の電気工事業者や設備会社に依頼されるケースが一般的です。
結果として、依頼主 → ハウスメーカー → 下請け → 実施工業者と、複数の業者が関わるため、それぞれに手数料や管理費が上乗せされてしまいます。

❷ 隠蔽配管は「対応できる業者」が限られている
隠蔽配管の取り替えには、壁や天井の構造を把握したうえで、最小限の解体・再配管が必要な高度な技術が求められます。そのため、施工できる業者が限られ、さらに費用が高額になりやすいのが現状です。
「配管の再利用はできません」「一式交換になります」と言われ、高額な見積もりに驚かれたお客様も少なくありません。
❸ 他のリフォーム工事と一括見積される
特に築年数が経過している場合、エアコンの配管交換と一緒に「内装の張り替え」や「設備の更新」なども一括見積されることがあり、結果として総額が大きく膨らんでしまうこともあります。
実際に困っているお客様の声

「ハウスメーカーに頼んだら、エアコンの買い替えだけでなく、配管まで全部交換で30万円以上と言われた」

「天井を大きく壊すと言われたので躊躇している」

「断られてしまい、どこに頼めばいいかわからなかった」
ラーバス空調工事なら、安心・適正価格で対応します
当社は、奈良県内でエアコン隠蔽配管の取り替え工事を専門に行う業者として、これまで多数の施工実績を重ねてまいりました。
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- 天井や壁を最小限に開口し、仕上がりにも配慮
- 対応が難しいと言われた案件も多数対応実績あり